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花よりもなほ


MOVIXのポイントがたまっていたので、
ヨガの帰りに‘誰も知らない’の是枝監督の新しい映画
‘花よりもなほ’を鑑賞してきました。

印象的だったのは、どのキャラクターも満遍なく
情がわいてくる。決定的な悪い人と善い人と
ありがちな描かれ方ではなくて、
江戸の人の日常に、一緒に溶け込んでしまうような感覚で
味わえる作品でした。思わず笑ってしまう場面が多かったです。

モノゴトを正と誤、成功と失敗、
裕福と貧乏…二分法で描くと、肝心の‘人の思い’が
抜け落ちてしまいやすいのかもしれない。
見る側にとっては、どちらかに肩入れしやすいから。

長屋の住人の生きる姿はそれぞれにきちんと芯がある。
かた〜いのではなくしなやかな芯だから、
こちらにもその瑞々しさが伝わる。
その潤いが人情となって流れるのかなぁ。

岡田准一君は、悩み物思いにふける様子がとても似合いますね。
ナイーブさを自然に醸し出せる演技が上手な人だなって思いました。
最終的には、精神的に強く成長する姿に見ほれました。
こういう仕事をする人って憧れますね。
慣習を打ち切ることのできるチカラ。
責任を自分に引き受けられる心豊かな人です。

人を動かすことのできる人は、
他人の気持ちになることができる人であると同時に
他人の気持ちになれる人というのは悩みぬく。
悩まない人は他人を動かすことができない。
きっとその違いは、こぼれ落ちてゆく大切なものを
感じ取れるか否かなのか…そういった所なのかもしれない。
いい悪い良いは抜きにして。

いつも一刀両断というより、そんな人間的な瞬間が愛おしくて、
人の心を離さない魅力になるのかな。

周りを固めた俳優人も皆さんよかった。
もちろん宮沢りえさんのしっとりした雰囲気もとてもよかったし。
美しい♪凛として上品な感じが、岡田君演じる宗左を
照らし導いていたのかしら。
木村裕一さんの評判が高いと聞いていましたが、
なるほど、本当にかなり存在感ある重要な人でしたよ(笑)。

見終わった後、心地いい風がすーっと吹きぬけたような感覚を
味わえること請け合いです!

music,cimema & art 区切り 11:26 区切り comments(4) 区切り trackbacks(11) 区切り

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- 区切り 11:26 区切り - 区切り - 区切り

Comment

こんばんは。TBありがとうございました。
岡田君に惹かれて見に行ったのですが…
おっしゃるように、考え込んでいる姿がとても絵になりますね。
台詞がなくとも語れる俳優さんというか。
どのキャラクターも存在感あり、映画としての出来うんぬんより、スクリーンで光る彼らが素敵でした。
いや、もちろんテーマも良かったかな。
また遊びにきます♪

charlotte 区切り 2006/06/10 1:39 AM

こんにちは♪
TBありがとうございました。
宗左の成長ぶりが良かったですね〜。
岡田君、どうなることかと心配していましたがとても合っていたと思います。
長屋住人も愛すべき人ばかりでした。
時代劇に置き換えて報復の連鎖を断ち切ることを訴えたのも素晴らしいですね。

ミチ 区切り 2006/06/10 7:44 AM

charlotte さん。
コメントありがとうございました。

charlotte さんのおっしゃる
あえて負けて勝つに美学を感じた映画でしたね。

shi-zu-ku 区切り 2006/06/10 9:29 AM

ミチさん、コメント
ありがとうございました。

>そで吉(加瀬亮)が時々OJ君に見え
私も何度もそう見えましたよ。
長屋にみなさんの生き方に
清々しさがみえたよい映画だったと思います。

shi-zu-ku 区切り 2006/06/10 9:37 AM

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映画「花よりもなほ」を観て
 ほんわかしていて、さりげない・・・と思った。

とみのひとりごと 区切り 2006/06/07 6:29 AM

花よりもなほ
日本の過去から届いた「戦わない強い意志」 ちゃんと受け取りました。

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