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陽炎の門

葉室さんの組織と個というテーマが、今回は主水という
人物設定にも一癖あり、さらに読み応えのある
味わいあるお話でした。
出だしは、親友を裏切ったかもしれない人という懸念が
あり、なかなか入りにくいなと感じつつでした。
それでも話には最後まで引き込まれていきました。
やるせない気持ちもいくらか残るのですが、その
気持ちをくみ取ることができると思える主水を
最後には理解できたような気持ちになれたのはよかったかな。

book 区切り 12:50 区切り comments(0) 区切り - 区切り

糸車 / 宇江佐 真理

個人的な感想としては、モヤモヤしたものが残る展開でした。
腑に落ちることがなく、納得できなかったというか
自分の思う展開に落ちなかったせいかな。ちょっと裏をかきすぎなの
ではないかなって思った。そこがこの人の持ち味ではあるのだけれども、だ。
うーむ。。。

book 区切り 12:49 区切り comments(0) 区切り - 区切り

おもかげ橋

葉室さんの作品を読むと、心が落ち着きます。
人っていいな、優しいなって思えるからかなぁ。
人としての豊かさが描かれているので安心できます。
時代小説を読むと、いまいち現代小説が陳腐だったり
空虚に感じる時があるのはなぜなのかしら。。。
それとも、気のせいかな。

自分の心の様子が自身でわからなくなっていた萩乃に
とても共感しました。自分の気持ちを押し殺して
生きることを強いられてきた武家の女として
背負っているものがいろいろとあったのだろうと
思います。現代とバックグランドは異なるけれども、
しばられて見えなくなってしまっている女性も多いので、
リアリティがありました。
弥市の気持ちも、喜平次の気持ちもよくわかります。
それぞれの感情に入りやすく読みやすい物語でした。

book 区切り 20:33 区切り comments(0) 区切り - 区切り

中医アロマセラピー家庭の医学書―

アーユルヴェーダなどとも共通するなって思ったのだけど、
それぞれの体質が解説されていて参考になります。
ただ丁寧すぎるのか、読むのが面倒だったかも。
肝心の知りたかった、体質の説明が思っていたより
あっさりで、ツボの説明などにページが大きく割かれて
いました。
それと、症状別から枝葉が分かれているので、思い当たるものを
読むのに少し苦労しました。体質別に分けてある方が
好みだったようです。医学書とあるので、詳しいことを
知りたい人向けで、もっと端的に伝えてもらえるものが
よかった思うので、この場合は初心者用の本の方が
入りやすかったのかもしれない。情報量が多くて
有益な本ですが、それならまんべんなく書ききって欲しいものです。
ただ西洋と東洋の考えが融合していてるこの領域は
とても興味深いです。

book 区切り 21:39 区切り comments(0) 区切り - 区切り

最強のヨガレッスン

久しぶりのヨガネタですね。
最近、ゆるいポーズしかしていないのですが、
暖かくなってくると気持ちもぐっと前向きになってきて
アグレッシブなポーズに気持ちも向くようです。

これとてもわかりやすいです。アナトミーを復習するのに
いいですね。ただ絵はかわいくないけれども。

book 区切り 20:47 区切り comments(0) 区切り - 区切り

<香り>はなぜ脳に効くのか―アロマセラピーと先端医療

この本を読んでみようと思ったのが、認知症の改善が
された症例があったということに興味を持ったのがきっかけです。

医療的見地から香りについて、どのように人に作用するかを
解き明かしている。人と香りの関わりの歴史から最新の
研究まで網羅されていてとても内容が濃かったです。

単純に自分にとっていい香りだから、なんとなく心にも作用し、
それが体にもいいのかなとふんわりと思っていた部分が、
どうやって体に作用しているのかが説明されているため、
面白かったです。

合成香料とEOでは分子構造が異なる、脳内の活性化する
部位が違うことをきちんと認識し仕分けされていることに
人間の体の不思議を思います。
何の香りがどう働くのか、有効にするために、それらの仕組みを
きちんと理解したいなって思いました。

嗅覚機能から高齢者に多い疾患の早期発見につながると
注目されているとのこと。メディカルアロマセラピーの
統合医療としてのこれからに注目しています。


book 区切り 16:40 区切り comments(0) 区切り - 区切り

一刀流無想剣 斬 / 月村 了衛

警察小説やミステリーを書いている人なんですね。
精緻に組み込まれて展開されるのもうなずけます。

前述の作品もそうなのだけど、ひたむきな姿には
感動させられます。澪姫や小弥太の弱者であるけれども、
その境遇に負けない気持ちは素敵でした。

自らの抱えている闇を直視し、そこから立ち直る道を
模索していこうとする。きっとそういう気持ちは周りの人の気持ちも徐々に
かえていく力があるのかと思うし、そう信じたいな。

それに単純な善悪でははかれないものを描いていて、
時代は違えど、その時代の過酷さがあぶりだされている。
その中に人の思いがそれぞれにあり、規矩の中で人が人である難しさ、
背負うものを感じさせられました。


book 区切り 21:28 区切り comments(0) 区切り - 区切り

蛍草 / 葉室麟

シンプルな展開なのだけど、周囲の人を巻き込んでの
健気で一生懸命な菜々の姿にホロリ、でも転んでもただでは起きぬ
ユーモラスな場面も随所に織り込まれていて、一気に読み上げてしまった。

菜々の大胆な行動に心配し、一緒に切なくなったり
ハラハラドキドキさせられっぱなしでした。
何かに秀でた人物が出てくるわけではないのだけれども、
登場人物たちがそれぞれに愛すべきひとたちで気持ちが
あたたかくなりました。
葉室さんの大事にしていると思われるテーマも感じ取れて、
読後は清涼感に包まれます。小説の世界が後を引き、
前向きな気持ちにさせてもらえる、多くの元気をもらえた一冊でした。

NHKあたりで、ぜひともドラマ化にしてほしいな。
それにしても、どんどん新作が刊行されていきますね。
これからも新刊が楽しみです。




book 区切り 21:17 区切り comments(0) 区切り - 区切り

禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本

全般、誰にでもわかるように、そして優しく説いてある。
こういうお話、よく祖母から聞いていたななどと
いつになく懐かしい気持ちと、すでにそういうお話を
してもらえる機会がないことにちょっと悲しくなった。
誰かに叱られたいとか、小言言われてみたいとかは
相当な甘えなんだなと思いつつも。

・毎朝、両手を合わせる
右手は相手の心、左手は自分の心。それを合わせることは、
相手と心をひとつにする、ということです。

ヨガの最後とかに、手を合わせると気持ちがすっと
安らかな気持ちになれて好きな瞬間です。

・畳のヘリを踏まない
格式を踏みにじること。
基本的な躾として、教わったことでしたが、
最近畳の場所に行く機会がめっきり減ってしまい、
これを読んで少しドキッとしてしまった。

・TPOをわきまえる
体は姿勢と所作、技は装い、そして心にあたるのがわきまえ。
仏教に利他ということばがあります。自分のことよりも
他人を思うこと。これがわきまえの根本でしょう。

あと本当あたりまえなのだけど、公共の場のゴミやたばこについて
触れられているのだけれども、意識外にある人もいるかも
しれないかなって思う。
小学生の道徳の時間に、働くというのは、端にいる人を楽にするという
ことを習った覚えがあります。これも利他の精神ですよね。
なかなか次の人のためを考えて行動することができず
余裕がない時があり、日々反省ですが、心がけたいなって思って過ごしています。
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book 区切り 12:07 区切り comments(0) 区切り - 区切り

舟を編む

辞書の編纂、言葉という常に変化していくものを
どうとらえて、またその果てしない作業と思われることには、
どういうプロセスがあるのか興味がとてもあった。
その過程には言葉ってやはり面白いものだなって思う。
仕事って地道なものなのだと、信頼関係を築くのも、
何かを成し遂げるのも、ひとつひとつの積み重ねでしか
ないのだと。
こういう、ひとつのものを作り上げるっていうのに憧れがあるので。
苦労して、達成感を獲れる何かを疑似体験できるのは面白かったです。

登場する人物はみんな濃い目です。ここ好き嫌いが分かれそう。
脇にいる西岡の気持ちに個人的には一番なじめたかな。

book 区切り 11:27 区切り comments(0) 区切り - 区切り

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